2025.03.26 珪藻シンポジウム@水産学会
3月になって4回目のお呼ばれプレゼンで、北里大学相模原キャンパスを訪問しました。今回は「珪藻の系統や分類体系」に関するトークというお題を頂きました。これは、私がヨーロッパに留学していた若かりし頃、一生懸命に取り組んでいた分野です。最近は少し距離を置いていましたが、プレゼンの準備を通じて改めて当該分野の発展を振り返る良い機会となりました。今月中旬の珪藻シンポジウム同様、今回も熱いメンバーが集まり、打ち上げでも激アツの議論が繰り広げられました。
約20年前、私が博士課程の学生だった頃、指導教員は国際的な論争の渦中にいました。学会に行くたびにさまざまな研究者と激しく議論を交わし、論文でも真っ向からやり合う姿を間近で見られたのは、得難い経験でした(多くを学ぶ一方で、なぜもう少し友好的に議論できないのだろう…と感じることはありましたが)。そんな昔の記憶がよみがえると同時に、私自身ももっと熱い姿を学生に見せなければ!と、ヤル気スイッチが入りました。
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